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〈四十肩・五十肩〉
四十肩、五十肩は俗称であり、病名としては【肩関節周囲炎】と呼ばれるもので、その中で癒着性肩関節包炎の治療に重点を置き、患者さんはほぼ痛みを感じず、短い治療期間で効果が期待できる手技(六層連動療法)を使用しています。
〈料金〉
初回 7,000円
2回目以降 5,000円
■四十肩・五十肩の経過
「炎症(えんしょう)期」
炎症期の痛みは、腕を上げた時だけではなく、内側、外側と全ての方向に動かした際にみられます。痛みは次第に強くなり、夜間痛もしばしばみられます。
痛みが強い場合には、消炎鎮痛剤の服用やシップを使用します。
「拘縮(こうしゅく)期」
拘縮とは、関節が縮んで肩の動きが悪くなった状態を言います。痛みや夜間痛などは落ち着きますが、肩を動かした時の動作の最後の部分での痛みはこの時期に多くみられます。また、肩の動きが制限され、とくに手が後ろに回らなくなることが多くなります。
お風呂やカイロなどで温めて血流を改善させることで痛みが緩和されたり、症状が改善したりすることがあります。温めて痛みが出ない場合は積極的に温めるようにしましょう。
「回復(かいふく)期」
少しずつ可動域が改善されていきます。ただし、中には痛みや拘縮が後遺症として残ってしまうケースもあるため、自己判断せず、きちんと治療を続ける必要があります。
■夜間痛の対処療法
一般的には、痛い方の肩を下にした横向きは痛みが強まりやすいです。さらに、痛い方の肩の腕、肘が背中側に位置していると痛みが増しやすいという傾向があります。痛い方の腕、肘の下に柔らかいクッションを置くことで、そちら側に寝返りが打ちにくくなりますし、腕も背中側に落ちにくくなります。クッションの代わりに腕浮き輪を使用することも効果的です。
■別の病気の可能性
・腱板断絶
・変形性関節症
・不安定症
・内臓疾患 など
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